晴れるまで雨やどり。

雨音は好きだけど、ずっと雨はやだ。

愛情表現の男女差

愛情の示し方の男女差。

男性は行動で示す。

女性は言葉で示す。

 

だから女性はメールに言葉を尽くし、会っては「好き」と囁き、相手からも言葉による表現を求めて、それがないと「本当に好かれているのか」と不安になってしまう。

 

けれど男性は「言わなくても分かるはず。行動で示しているから」「言葉を軽々しく使いたくない」と思う人が大多数だそうです。

 

ある本で行った「愛情表現」についてのアンケート結果にもこのような男女差がはっきり表れていて、男性にとって女性への一番の愛情表現は

「相手の為に、仕事をしっかりする事」

それに対して女性にとって、男性からされてもっとも愛情を感じるのは

「こまめに好き、愛してるなど言葉にしてくれること」

「記念日などを覚えていて、贈り物をくれること」

だったそうです。

 完全にすれ違ってますね。

 

もちろん女性も「言葉にしてくれないから、もう好きじゃないのかも」なんて心の底からは思っていません。仕事を必死でやっている姿を見て尊敬もしますし、そこに自分への誠実さを感じたりもします、が「なーんて自惚れちゃったりして恥ずかしい」と自戒しつつの思いです。まあ、言われてもいないのに「私の為に働いてるのね」と恋人に対して思える女性は少ないのではないでしょうか。結婚してたら違うでしょうけど。

 

とはいえ、男性に言葉を求めることや、自分が不安になって愛情表現を求める事自体が男性にプレッシャーを与えたり、こんなに頑張ってるのに伝わっていないのか、というい徒労感を与えてがっかりさせてしまうであろう事もわかっているんですよ。

 

けれども言葉がなければ、何かのきっかけ一つで、つい不安になってしまいます。

その理由のひとつは、「言葉がなければ不安になる」くらい、そこまで関係性を構築してくる間に「言葉が少なかった」からです。まだ、言葉がない状態では、相手の心理をはかりかねてしまう段階なのです。

だからこそ、不安がきっかけであっても、話し合ったり、向かい合う事が出来ればいいんですけどね。相手が忙しいと思えば、たまに会ったときくらいニコニコしていてあげたい、安らいで欲しい。そうして、気づくと数か月単位で気がかりを溜め込んでしまってる事だって、あるんです。それでも、もし会うたびにひとつ言葉を貰えていたら、そのたび少しずつ不安は減っていくんですよ、というのは男の人には知っておいて欲しいです。

 

ところで先ほどのアンケート、逆の結果はどうなんでしょう。

男性がされて愛情を感じること「放っておいてくれる。一人の時間をくれる」

女性が相手に行う愛情表現「相手に甲斐甲斐しく尽くす事」

 

なーんて結果ではないかと予想しますが、どうかな。

男性から女性への愛情表現がすれちがうように、女性から男性への愛情表現もすれちがっている結果ではないかと思います。

 

男性と女性は本当にまるっきり正反対の生物なのに、どうしてそばにいたくなるんでしょうね。そばにいると愛おしいんでしょうね。ほんとに不思議なものです。