文字を書いちゃう理由
子どものころから文字を書くのが好きだった。
手書きの時代は「字を書く事」そのものが好きだったし、テキストタイプをするようになってからは「考えるのと同じ速度で書く事が出来る」ため、書くそばから考えていることを取りこぼすようなことがなくなって爽快感が増した。
文章を書く事が無駄に思えて、数年ブログから離れてしまったのに、やはりこうして戻ってきてしまった理由は何だろう?と考えて思い当たる事をまとめる。
感情や考えを形に出来る。
一番大きいのはこれ。twitterも、長文の際はどちらかというと書きながら感情や考えを整理しているときが多い。整理するのが目的なので、呟いた後に消してしまう事も。
メモ帖と違うのは、呟いた後にTLにその言葉が流れているのを見ることで、客観的に言葉の内容を見る事が出来ることだ。
ただ、(のちに消してしまうとしても)人の目があるところに書く事を前提にするため、書いているうちに言葉が「いい子ちゃん」な方向に歪む場合があるという事は自覚している。まっすぐになりたい。
悩んでいても少し冷静になる。
頭の中で考えていると、特に悪い事や悩み事に関してはマイナスな方向に突き抜けがちになる。けれど、文字を打ちながらだとそこに「悩んでる主体の自分」「客観的に冷たく評する自分」「第三者としてフォローを入れる自分」などが湧いてくるので気持ちを落ち着けやすい。稀に「なぐりがき」が発生して、後で振り返るとすぐさま消去したくなる感情暴走列車がテキストを駆け抜ける事もあるけど。
どこかにつながたい。
ちょっとした事を書いておくことで、同じ事考えてる人と繋がったり、もしくは全く別の事を考えていることに叱ってもらえる機会があるかもしれない。
継続していく事でそういう機会が増えればいいなと思う。
寂しがりというわけではないはず。
文字を見るのが好き。
結局これなんじゃないか、と今思ってしまった。
文字をカタカタ打つのが好き。言葉がそこに生まれていくのが好き。
言葉をぽつぽつ組み合わせて知らない風景になったり、自分が見たものを言葉に置き換えるとどうなるのか、を探って詩のようなものをかくのも好きだった。
だからとりあえず文字を書く。
理由をかきだそうとするとこんな感じなのかな。
理由なんて付けようと思えばいくらでも出て来るでしょうけど、とりあえず文字をカタカタ打つことが好きなので、なるべく一目は気にせず好きに書こうと思います。
せっかく書くなら、そのうち上達すればいいなとは思うので、多少は考えつつ。
ひとまず今回は、はてなブログでよく見られる「見出しをつけて書く」に挑戦しました。ちなみに前回の挑戦は「リンクを張ってみる」だったりします。
幾つか書いたものも、見出し付けてもう少しまとめてみようかなぁ。
今は不慣れを楽しもう。